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同性カップルの「事実婚」が法的に認められた?いま同性婚はできる?

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こんばんは、ユーキハル(@yuki_hal_)です。
先日こんな衝撃ニュースが発表されましたね。

 

同性カップルを「男女の事実婚」に準じる法的保護を認める。宇都宮地裁支部で“画期的な判決”

内容を簡単にまとめると、

・Aさんは2010年から7年に渡り、Bさんと交際をしており2014年12月にアメリカで同性婚。
・BさんがAさんに子育てをしたいと申し出て、精子提供者をSNSで募集
・精子提供者から人工授精を受け、女児を出産
・その間に、精子提供者との不貞行為が発覚

実はこの事件は、社会的にもかなり異例の事件なんですよね。
個人的には、この事件によって「同性婚」の現実近付いたのではないかと思っています。

 

 

日本ってパートナーシップは取れるよね?同性婚とは何が違うの?

と、思われる方って少なくないですよね。

 

なので今回はこの事件を元に、
日本の同性カップルの同性婚事情ついて詳しく紐解いて行こうと思います。

 

本記事を読むことで

日本での同性カップルの権利

パートナーシップや同性婚の違い

などをサクッと理解していただくことができますので、ぜひ目を通してみてください。

日本の同性婚事情

 

結論からいうと、日本ではいまだに同性婚は認められていません

パートナーシップと同性婚は同じじゃないの?

と考えられがちですが、実は全くの別物なんですね。

 

現在日本で認められているのは、パートナーシップ制度のみで法的な力はありません。

 

それも国ではなく、各県や自治体単位での取り組みに留まっていて、各自治体によってパートナーシップ制度の内容も異なります。
パートナーシップ_自治体引用:http://marriageforall.jp/movement/(2020年6月時点)

 

ただ法的には認められていない関係のため、男女が結婚すると得られるような権利が得られないといった現実があります。

同性婚ができない理由

悲しむ_女性

日本で同性婚が実現しない理由として、大きな壁になっているのは
日本国憲法第24条によるものが大きいと言われています。

日本国憲法第二十四条第一項
「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」

この「両性」の考え方により、なかなか実現していないのが現状です。

 

ユーキハル
ユーキハル
過去に同性婚を認めなのは違憲だ、という弁護士団の見解がありましたが、それでもなかなか同性婚が実現せず・・・。

憲法改正といった話にもなり得ないので、やはり国として慎重になっていて国として同性カップルの存在を認めていない状況です。

 

 

とはいえ、「両性」は「両者に性別があること」をという解釈もできるので、憲法解釈が必要ないという考えもあります。

 

ちなみに、EMA日本の調査によると、現在は世界中の約20%程度の国々や地域で同性婚やパートナーシップが認められているようですね。

現在、同性婚および登録パートナーシップなど同性カップルの権利を保障する制度を持つ国・地域は世界中の約20%の国・地域に及んでいます。(2019年5月時点)
引用:EMA日本

婚姻関係同等と初めて国内で認定

こういった背景がある中で、同性カップルでの「事実婚」が認められたことから
日本ではじめて「同性カップルが婚姻関係と同等」と認識されたことになります。

 

 

いままでは、「同性カップルはいないもの」とされていたのが法律的に「いるもの」とされたことがとても大きいです。

 

今までの同性カップルの現状って、

婚姻と同等の関係のなか、不貞行為を受けても泣き寝入り

パートナーを扶養に入れることができない

といったことが課題としてありました。

ユーキハル
ユーキハル
結婚と同等の付き合いでも権利や義務がないのはツラい。

 

 

ただ、実際にこういった「同性カップル」が社会に認められることで、LGBTQの権利が保障されていく可能性が高まっていくでしょう。

 

 

実際に長く付き合ってきて、ある程度共有の財産を築いたのにも関わらず
不貞行為をされて、結果的に自分が泣き寝入り。相手はお咎めなし。

という状況になったレズビアンも少なくないので、
こういった権利が保障されていくのは非常にありがたいですね。

同性婚実現のための動き

日本国内で同性婚がまだ認められていないとはいえ、同性婚実現のための動きは活発化しています。

NPO法人EMA日本をはじめ、Marriage For ALL JAPANなど様々な団体が発足されたり、毎年春先に開催されるレインボーパレードなども年々参加者が増加しているような状況です。

ユーキハル
ユーキハル
2019年のレインボーパレードは動員数20万人を突破したようです!

今後も動きが加速していくために、できることは色々とやっていきたいですね。

できる支援からはじめてみよう

同性婚実現の動きは進んできてはいるものの、まだまだ実現には多くの人々の力が必要です。

EMA日本では、同性婚実現のためのネット署名なども行なっており集めた署名は国会に提出され、わたしたちの一つの声として伝えられます。
ネット署名をを行う

名前と郵便番号だけで賛同ができ、名前が開示されるといったこともありませんので
ぜひ同性婚実現のために、声をあげてもらえればと思っています。

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