こんにちは、毎月レズビアン向けのオフ会を主催しているユーキハル(@yuki_hal_)です。累計で2000名以上の女性と会ってきました。
感動するLGBT映画を見たい!
でも映画の数が多くてなにが良いのかわからない。
LGBT当事者だからこそ、
いろいろなLGBT映画に興味を持ちやすいですよね。
ただ、LGBT映画自体の数が多くて面白い作品を探すのが一苦労だったりします。
そこで今回はLGBT目線でみて
面白いと感じた映画3作品をご紹介したいと思います。
映画を探す手間が省けるので、ぜひサクッとよんでみてください。
LGBT映画でおすすめなのはこの3つ!
LGBT映画にはバッドエンドなものが少なくありませんが、今回はハッピーエンドで終わるものを中心にピックアップしました。
- チョコレートドーナツ
- キッズオールライト
- リリーのすべて
上記の3つは、個人的にハズレなしの超おすすめです。
なおチョコレートドーナッツとキッズ・オールライトは、 U-NEXTの1ヶ月トライアルで無料視聴が可能です。
登録も1分程度なので、サクッと登録して無料で見ちゃいましょう。
解約自体もネットで30秒程度でできます。
チョコレートドーナッツ
ダントツで泣けるLGBT映画といえば、チョコレートドーナッツです。
衝撃のラストにハンカチが手放せないです
ある日、弁護士であるポールは自身が性的指向が男性であると気付きます。
そして、ショーでシンガーを夢見るダンサーのルディと恋に落ちます。
ひょんなきっかけから、2人は親から虐待を受けてきたダウン症の少年マルコと出会い、3人で暮らし始めることに。
幸せな生活が続いていた矢先に、同性愛者であることを理由にマルコと2人は引き離されることになります。
結局、虐待をする母親のもとに戻されてしまったマルコ。
やっと本物の家族を見つけたマルコは、果たして3人でまた幸せになることができるのでしょうか?
正直、見終わったときには涙が止まりませんでした。
ドラッグにおぼれ、愛情をマルコに注げなかった母親。
ゲイカップルのもとで、本当の愛を知った少年マルコ。
ゲイなのが理由でマルコの側にいれないルディとポール。
ゲイが子供を育てると、子供に悪影響が出ると考える裁判。
さまざまな人々の感情が入り乱れながら、同性異性関係なく
愛とはみな平等であるべきだと感じられる映画でした。
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キッズオールライト
レズビアン家族の幸せのかたちに囚われない姿に力をもらえる作品。
レズビアン・バイセクシュアルの方に子供や結婚を諦める必要はない!
とそんな風に思わせてくれる一作になっています。
共通の男性をドナーとして、2人の子供(ジョニ、レイザー)を育てている同性カップルのジュールスとニック。
普通の家庭の形とは違っていましたが、4人で幸せに暮らしていました。
ある日、ジョニは進学を機にドナーである父親にレイザーと二人で会いにいくことになります。
それを機に、ドナーの父親が少しずつ4人の生活の中に溶け込んでいき、幸せだった4人の生活に変化が起こり始めていきます。
といった内容です。
見終わったあとは、
純粋に愛を育てることって簡単じゃないなと思いました。
と同時に、育てることの素晴らしさも感じられます。
相手のことを大切だから傷つけたくないのに、気持ちとは裏腹に傷つけてしまうっていうことだれでも一度はあると思うんですよね。
そんなときに、手放すことは愛情ではなく、そばで相手の傷を一緒に癒していくことも愛情のひとつだと教えてくれるような映画です。
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リリーのすべて
大切な人を愛することは、大切な人の選択をすべて受け入れることなのかも?
風景画家のアイナー・ヴェイナーは、妻の肖像画家であるゲルタと共に幸せな生活を送っていました。
ある日、妻ゲルタは女性モデルの肖像画を書くために、アイナーに女装を依頼します。
アイナーは女装をした日を境に、自身なか「女性」の部分に気づき、体と心の性が一致しないことに困惑。
そこからアイナーは、自分のなかの女性の人格であるリリーと、男性の人格であるアイナーとの狭間でもがきはじめます。
そしてある婦人科医に出会い、大きく状況が変わっていく物語です。
いまでこそ、性適合手術は珍しくはありません。
ただ作品のモデルとなっている1920年代では、性と体が一致しないことは病気であると思われていた時代。
そんな世間の風当たりが強い中。
心がすれ違いながらでも、女性になっていく夫を支えようとする妻ゲルタには胸を打たれます。
今そばにいる恋人の全てを受け入れられますか?
性別を変えたいといった時にあなたは受け止められますか?
世間や周りは好きなことを好きなだけいいますが、その言葉に責任ない。
それなら、思い切り自分の人生を生きるべき。
そんな勇気を、ゲルタとアイナーは与えてくれます。
なら、30日無料視聴ができます。
LGBT映画で本当の自分をみつけよう
LGBTの作品を見て、自身がLGBTだと自覚するのが怖い
そんな風に思われる方もいると思います。
ただ、誰かを好きになることや自分の性別に違和感を感じるということは
決して悪いことではありません。
気づきによって失うものもあるかもしれませんが、得るものも多いです。
ありのままの姿で人にふれあい、どんな自分でも受け入れられるようになっていくことがLGBTに目覚めたときの幸せの第一歩なのかもしれませんね。